心理療法にはたくさんの流派があります。
当オフィスでは、ソリューション・フォーカスト・アプローチというやり方でカウンセリングを行います。
このアプローチが従来のものと決定的に異なっているのは、クライエントの「問題」にではなく、「解決」に焦点を当て、対話を続けながら解決構築していくという点です。
多くのアプローチにおいては、「問題」を解決したり、軽減するために「問題」や「原因」を詳細に探ることから始め、それに長い時間を費やします。
しかし、ソリューション・フォーカスト・アプローチは、クライエントの持っているリソース(資源・資質)を活かし、クライエントが望む未来イメージに向けて、具体的な目標を作り、新たな解決や未来を作っていくアプローチです。
不可能なことや、手に負えないことよりも可能なことや変わりうることに焦点を当てていきます。
子育てで、苦しんでいる保護者・不登校の子どもたちは、果たして自分がそこから抜け出すことができるか、いったい自分が何を望んでいるのかさえも見えなくなることもあります。
当オフィスでは、そういったクライエントの方たちが、暗闇の中から一筋の解決のかけらが見つかり、自分自身の力や能力に気づくことができるような支援を目指しています。
そして、クライエントの方が、ご自分の日常生活における現実的で具体的な変化を創り出し、“解決”への一歩を踏み出すためのお手伝いをいたします。
当オフィスでは、もう一つの心理療法もおこなっています。
アートセラピーです。アートを使った心理療法です。
当カウンセラーはフラワーアレンジメントインストラクターの資格を持っていることから、言葉を使わないコミュニケーションを用います。
目的としては、アート(例えば、フラワーアレンジメント・レジン液を使った創作活動・羊毛フェルトを使った創作活動・カード作り)を使って心をリラックスさせます。そしてクライエントの作業を肯定的に見守ります。
様々な素材を触れることで、指先の触感を通して心地よい刺激になります。
アートをすることで、無心になり、ストレスが軽減できます。
効果1:自尊心を高められる。
脳の機能には、左脳と右脳があります。左脳は言葉や計算など論理的な思考を司り、右脳は直感や感情、想像力を司り、芸術的な分野に関連しています。
自尊心とは、自分自身を肯定し尊重する気持ちです。
一つ一つのパーツから、作品が出来ることで、「できた」という満足感、達成感を感じることで、右脳が活性化し、こころをリラックスさせます。こころに余裕がうまれると自尊心を回復し、自信をもって解決に向けて動き出します。
効果2:好奇心や意欲がでる
様々な素材を触れることで、指先の触感を通して心地よい刺激になり、無意識に心に影響を与えて、アートセラピーにより、好奇心や意欲が高まって自己回復につながっていきます。
効果3:感情を開放できる
「ありのまま」のこころをアートによって表現することで、自分の本当の気持ちに気付いたり、モヤモヤしていた心をすっきりさせたりすることができます。